バレーボールにおけるウォーミングアップのメニューですが、どこのチームも大差ありません。
単純に言うと、コートの周りをみんなで走って、柔軟体操をして、コートをサイドステップなどをしたり、ブロックのジャンプをしたりする場合がほとんどです。
それが悪いという事はありません。
しかし、私は本来ウォーミングアップが何のためにやるのか理解していない事が問題に感じています。
バレーボールではウォーミングアップのメニューよりも、意識の欠如の方に問題がある場合が多いのです。
ところで、バレーボールにおいて何のためにウォーミングアップをするのか分かっているのでしょうか?
バレーボールのウォーミングアップの意味
バレーボールのおけるウォーミングアップの意味ですが、やる方には意味があるわけです。
体を温める
動くと血行などがよくなり体が温まります。
これは多くの人が体験するはずです。
体をある程度動かして、温かくなった方がジャンプ力も上がった経験がないでしょうか?
体が温まった状態と、体が冷えている状態で垂直跳びをしてみてください。
その場合は、体が温かい方が筋力が増すことが多いはずです
細胞自体を活発にする働きもあるのでウォーミングアップは重要と言えます
関節を柔らかくする
バレーボールにおいて筋肉が硬いと足をひねったりして怪我をしやすくなるはずです。
これを防ぐために関節を柔らかくする作用が必要となります。
関節を柔らかくして怪我を防止する意味でウォーミングアップが必要です
怪我をしないためと言う、ニュアンスも含まれています
神経作用の向上
ウォーミングアップをすることで、神経作用などが活発になります。
このことから、反射神経なども良くなり体の動きも向上するわけです。
転倒や肉離れなどを予防する働きも兼ねています
リラックス効果
バレーボールの練習前に体をウォーミングアップで少し動かすと心がリラックスする作用があるわけです。
緊張をほぐし心身共にリラックスさせる作用があります。
これらのことを意識してウォーミングアップに挑めばだいぶ違ってくるでしょう。
バレーボールにおけるウォーミングアップのメニューはこれらの事を理解した上で行えば、特に難しい事をする必要がありません。
確かに、効果的な方法はありますが、東京バレーボールアカデミーのノウハウなので私が口を出せない状態です。
しかし、ウォーミングアップの意味を理解すれば、どんなメニューでも効果が向上することは間違いありません。