バレーボールのポジションの役割を解説します。
当サイトでは、ポジションごとではすでに別記事でお話ししています。
ここでは、各ポジションを大雑把に把握できるようにお話しします。
当たり前ですが、ポジションにより役目は全然違ってくるわけです。
練習の時から、ポジションを意識してやるようにしましょう。
ただし、極端に意識してしまい自分にプレッシャーをかけるとバレーボールのプレーは硬くなるので気を付けてください。
レフトポジション
レフトポジションは別名として「エース」と呼ばれています。
スパイクの中心選手です。
センターの選手はクイックを主体にスパイクを打つのでレシーブが乱れた時スパイクを打つことが出来ない場合が多いと言えます。
そういう場合は、レフトの選手にトスをあげてスパイクを打つのが一般的と言えるでしょう。
スパイク攻撃の中心となる選手と言ってもよいでしょう。
センターポジション
センターはブロックの中心とも言えるポジションです。
そのため、背の高いプレーヤーを配置されることがほとんどと言えます。
チームで一番身長の高い選手がセンターになっていることが多いと言えるでしょう。
スパイクは主にクイック系の攻撃が主体ですが、レシーブがしっかりとセッターに返らないと使えないので攻撃の幅はレフトに比べると狭いと言えるでしょう。
センターの別名としてミドルブロッカーと呼ばれることも多いです。
ライトポジション
ライトポジションは、セッター対角とも呼ばれていてオールラウンドプレーヤーを配置する場合が多いと言えます。
セッターが一打目でレシーブを拾ったなどの場合は、ライトがトスを上げないといけません。
絶対に上げないといけないわけではありませんが、多くのチームがレフトがトスを上げることになっている場合がおおいわけです。
尚、全日本クラスなどはライトをスーパーエースとして後衛の時はバックアタック中心に考えたり、レシーブをせずに完全にスパイクだけの選手として考えている場合もあります。
別名として、オポジットとも呼ばれるポジションです。
しかし、中学生や高校生、一般の体協などの社会人チームなどではスーパーエースなどにはせずに、オールラウンドプレーヤーを配置するのが普通と言えます。
セッターポジション
一般的にはスパイクは打たずにトスを上げる専門の選手です。
2打目をトスすることがほとんどで、バレーボールのポジションにおいて最もボールに触るポジションとも言えます。
尚、トスを上げるというと地味なプレーに感じるかも知れませんが、セッターの技量によってチームの強さは変わってくると言えるでしょう。
どんなに優れたアタックを打つ人を兼ね備えていてもセッターが悪ければ台無しになると言うことです。
リベロポジション
リベロと言うのは、レシーブ専門の選手で小柄な体型をした選手が多いのが特徴です。
尚、バレーボールのルールでスパイク参加が出来ません。
主に身長の高いセンタープレイヤーと交代することが多いと言えるでしょう。
あと、色の変わった特殊なユニフォームを着用することが義務付けられています。
ポジションに拘らない
様々なポジションを紹介してきましたが、ポジションに拘らない事も大事です。
与えられたポジションを持てる力を100%出し切って、全力でプレーする事が大事でしょう。
バレーボールでは全てのポジションが重要であり、エースだけが偉いとかカッコいいとか、そういう事もありません。
逆に自分よりも他の人が、向いていると思ったら推薦してみるのもよいでしょう。
ポジションなどに変に拘るとチームの弱体化を招く事を理解するべきです。