スパイク 漫画

ナイアガラアタックはリアルでは全く使えないと思った

昔のバレーボール漫画で健太やります、というものがありました。

そして、主人公のチームの最大のライバルは誠陵高校というチームだったのですが、そのチームが使ってきた必殺スパイクがナイアガラスパイクです。

ちなみに、ナイアガラアタックを使ってきた誠陵の島村選手は将来日本代表入りを期待されていた選手となります。

ようは、最強のライバルの必殺スパイクと言うことです。

スパイクの角度を極限まで出す方法でもあります。

しかし、実際に試合でやろうとすると、非常に使えないスパイクになります。

バレーボールをやっている人であれば、分かるかと思いますが、使えないスパイクです。

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ナイアガラアタックとは

ナイアガラアタックとは、セッターがネット付近にトスを上げるようにします。

その上げたボールを直下降に真下に落とすのがナイアガラアタックです。

ナイアガラの滝をモチーフにした技と言えるでしょう。

ちなみに、その破壊力は凄まじく、コートに当たったボールが天井まで跳ね上がり照明を破壊してしまったほどです。

これを考えてみると、誠陵高校の天井は照明がナイアガラアタックの練習により無くなってしまうのではないかと思いました。

本当に無くなってしまったのかは定かではありません。

つまり、レシーブをしたとしても、ボールの威力があり過ぎてコートの外に落ちてしまうわけです。

これにより主人公である健太のいるチームは大苦戦することになります。

しかし、最終的にはナイアガラアタックされたボールをレシーブする時に、ネットに当てることで破ることに成功しました。

そして、1セット取ったのですが、そこでキャプテン稲葉の足に限界が来て1セット取りながらも2セット目を行うことが出来ず試合に負けたわけです。

主人公のチームの勝ち逃げ状態になりました。その後、ライバルである誠陵高校は全国制覇を成し遂げることになりました。

しかし、ナイアガラアタックは試合では全く役に立たないスパイクと言えるでしょう

ナイアガラアタックが使えない理由

ナイアガラアタックが使えない理由ですが、やはりネット付近にトスを上げることになるでしょう。

ネット付近に上げて、下に落とすスパイクはブロックされやすくブロックされたボールが自分のコートに直下降に落ちてきやすいのです。

これだと、味方の選手も拾うことが出来ない場合が多いと言えるでしょう。

それを考えればナイアガラアタックは試合では簡単にブロックされてしまい使えない事になります。

あと、おかしいと思ったのが、ナイアガラアタックをして拾える選手がいることです。

コートから跳ね返ったボールを天井に当て照明を破壊できるほどの威力のあるボールを拾えることが出来ることです。

そこまで威力の高いボールであれば、死の恐怖もあるかと思います。

顔面に当たった日は痛いでは済まないでしょう。

それを考えればナイアガラアタックが如何に現実的なスパイクではない事が分かるかと思います。

今までの数多くの試合を見ていましたが、これほど使えないスパイクも珍しいのではないでしょうか?

ここが漫画と現実の違いになるのではないかと思いました。

健太やりますは、作者自体がたまにバレーボールの事を知っているのか?と思う部分もありますが、面白い漫画だと感じているので、興味があれば読んでみてください。

ブックオフやアマゾン、楽天を探せば売っていると思われます。

 

この頃が一番漫画として面白かった

追記になるのですが、健太やりますを見ていると、セッターのポジションに稲葉さんがいて、打倒誠陵に燃えていた頃が一番面白かった様に思います。

唯一の3年生であった稲葉さん自体が非常に魅力的な人物だというのもありますが、この頃が一番面白かったように思います。

そう思うのは自分だけですかね・・。

稲葉さんの最後の試合もナイアガラアタックの攻略法を見つけて1セットだけ取ったところで、稲葉さんの足が限界となり試合続行が出来なくなり負けてしまいますが、勝ち逃げともいえる負け方もよかったなと感じました。

健太やりますの漫画として最も面白かったのは、稲葉さんがいた頃だと感じています。

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