フライングレシーブとは、ボールに対して飛びつくように前にジャンプして取るレシーブを言います。
バレーボールの試合を見ている人であれば、よく見る光景ではないでしょうか?
たまに、どう考えても間に合わないボールに対して形だけのフライングレシーブをする選手がいますが、あれはどうかな~と思うこともあります。
しかし、解説者によるとボールに間に合わなくても、フライングレシーブで食いついて行く姿勢が大事だと言っておられました。
まだまだ、バレーボールの世界では、根性論がまかり通っているのを実感できた次第でした。
今回紹介するのは、フライングレシーブのコツなのですが、その前に身についていないとどうなるかの説明をします。
フライングレシーブで骨折
実際に私が経験した話なのですが、フライングレシーブに失敗して骨折したことがあります。
それも腕をパキッと完全に明後日の方向を向いての骨折でした・・。
中学生の頃だったのですが、ワンマンレシーブの最中に起こったわけです。
ワンマンなどはフライングレシーブが出来ないと危険だということをよく思い知らされました。
骨折は1カ月位で完治したわけですが、フライングをした時に、やっぱり、恐怖心があり体にブレーキが掛かったのを覚えています。
受け身はしっかりと取れるように普段から練習しておきましょう。
フライングレシーブをする前に
フライングレシーブをする前に、よく考えてもらいたいことがあります。
それは、レシーブで大事なのは、フライングレシーブではなく、どこにボールが落ちるのか落下点を予測することです。
その場所に素早く移動してボールを拾うことが大事になります。
特に足を一歩前に出せば拾えるのに、それをフライングレシーブをすると言うのは、馬鹿げた話なはずです。
一番、大事なのは普通にボールを拾うということになります。
ここを忘れないでください。フライングレシーブで守備範囲が広がると言ってもせいぜい手のひら一つ分位です。
それよりも、落下点を読んで動くことの方が大事になります。
フライングレシーブはコツ
フライングレシーブのコツですが、飛びついた時に受け身をしっかりと取るようにすることが大事です。
受け身を取る時に大事なのが腕となります。
落下点で変に腕を突いてしまうと骨折することになるわけです。
プロ選手でもボールに飛びついて怪我をする人は少なくありません。
野球などでも、ボールをキャッチしようとして、飛びついて選手生命を脅かすような怪我をした選手も少なくないです。
メジャーリーグでの松井秀喜選手も大けがを負いましたね。
フライングレシーブは拾った後の受け身が大事だと言えるでしょう。
動作をゆっくりやることから、徐々に練習していきましょう
尚、1回大きな怪我をしてしまうと、怖くなってフライングレシーブが出来なくなる事があります。
特にリベロの選手であれば、怪我をしてしまった後のメンタルケアや練習も大事にしたい所です。