バレーボールにおけるスパイクの種類ですが、オープン系とクイック系、バックアタックの3種類に分かれるはずです。
その他にも、プロになると特殊な攻撃をしたりもするわけです。
しかし、まずは3種類の攻撃パターンを覚えるようにしてください。
オープン系のスパイク
オープン系のスパイと言うのは、高いボールでレフトまたは、ライトに上げるようにします。
山なりのトスを上げて、アタッカーは思いっきり打つようにするのが特徴です。
しかし、普通の山なりのトスはブロッカーが確実に二人、もしくは3人付くことになるでしょう。
そのため、現在ではレシーブが上手くセッターに返れば、平行と呼ばれている速いトスを上げることが多いです。
レシーブがセッターに返らない場合も、2段トスなども含めてよく使われるアタックと言えます。
一般的にレフトやライトなどのサイドアタッカーが打つスパイクと言えるでしょう。
クイック系のスパイク
クイック系のスパイクと言うのは、いくつか種類があります。
Aクイック、Bクイック、Cクイック、Dクイックなどの種類です。
他にも、Bクイックで入ってブロードしてAクイックの位置で打つなど様々な種類がありクイック系は攻撃パターンも豊富と言えるでしょう。
しかし、レシーブが良くないと使えないことや、攻撃パターンを読まれてしまうとブロックされやすいなどの欠点もあります。
短い助走で、鋭角に撃ち落とすのが特徴です。
尚、レフトやライトの選手のおとりとなり、相手チームのブロッカーを引き付ける役割があります。
バックアタック
後衛のプレイヤーが打つスパイクです。
アタックラインの後方から飛び出し、スパイクを打つのが特徴となります。
バレーボールでは、高校生位の男子になると、使えるようになったりもする場合もあります。
しかし、身長が高く身体能力が高い選手でないと使えないと言えます。
中学生や高校生、ママさんバレーなどでは無理して使う必要のないと言えるでしょう。
監督やコーチであったりしても、絶対に使わなければいけないスパイクでもありません。
しかし、背の高い選手が一人だったり、まともにスパイクを決められる選手が少ないチームではバックアタックも視野に入れた方がよいでしょう。
エースを二人用意できない場合の苦肉の策として、使われる事も多いです。
バレーボールのスパイクの種類
大まかにバレーボールのスパイクの種類をまとめましたが、これだけ覚えておけば、特に問題はないはずです。
よほど、ハイレベルなチームでない限りは、スパイクの種類はオープン、クイック、バックアタックの3つのパターンを覚えておけばよいでしょう。
練習するのであれば、まずはオープンから始めるとよいでしょう。
しかし、人によってはオープンよりもクイック系の方が打ちやすいと感じる人もいます。
体型や筋肉の付き方によっても、打ちやすいスパイクの種類というのは変わってきます。